これから引っ越す予定の賃貸物件が
6ヶ月以上空室の部屋なら
転居前にあらかじめ知っておくと
便利なことがあります。
転勤で何度も引っ越していますが
7ヶ月空室のアパートへの転居は
前回が初めてだったので
小さなことですが苦労しました。
快適な新生活をスタートするためにも
引っ越す前に用意しておくと
便利なモノがあるんです。
- 転居先は清掃済でキレイという思い込み
- 長期間空室だと清掃済でも汚れは浮き出る
- 6ヶ月以上空室の部屋で気付いた異変
- トイレの汚れに衝撃を受ける
- トイレの洗剤とブラシで落ちない汚れに苦戦
- トイレの汚れ浮き対策に便利なモノ
- 引っ越す前に用意しておくと便利なモノ
- 半年以上空室ならニオイと汚れ浮き対策が必要
転居先は清掃済でキレイという思い込み
アパートでもマンションでも
賃貸物件から引っ越す時には
荷物を搬出し退去した後に
清掃業者のクリーニングが入るもの。
転居先の部屋へ行くと
トイレなどの水回りには
消毒済の紙が置かれていたり、
壁紙の目立たない所に
クロス交換済の表示もあります。
そのため荷物を搬入する前の
引っ越したばかりの部屋は
ピカピカでキレイなものだと
思い込んでしまうわけです。
もちろんクリーニング後すぐに
入居する場合はピカピカですが
6ヶ月以上空室の期間があれば
そうではないということを
前回の引っ越しで実感しました。
長期間空室だと清掃済でも汚れは浮き出る
独身で一人暮らしをしていた頃、
転勤で引っ越すことになった時に
3ヶ月空室だったアパートへ
入居したことがあるんです。
クリーニング済みでしたが
空室期間が長かったせいか
床にベタベタしている所があったり
汚れが気になる部分もありました。
やはり長期間空室が続くと
清掃済でも汚れは浮き出るもの。
それでも雑巾で軽く拭き取れば
すぐ落ちる程度の汚れだったので
そんなに大変ではありませんでした。
ところが半年以上空室となると
事情が大きく変わるのです。
6ヶ月以上空室の部屋で気付いた異変
いつもは時間が無いので
物件の内見をせずに
間取り図だけで住む所を決めますが、
前回は時間的な余裕があったため
実際に部屋を見て決めました。
内見で独特の不快なニオイがした
内見した賃貸物件は3ヶ所ですが
夫の職場からの距離など
希望していた条件に合う所は
今住んでいるアパートだけ。
7ヶ月、誰も入居していない部屋。
内見で実際に部屋へ入った時に
今まで嗅いだことのないような
独特の不快なニオイがしました。
窓を開けて解決するような
レベルではないと感じたので
不動産屋さんに相談したところ
入居前日までに消臭対応すると
約束してくれたので契約したのです。
入居日に部屋に入ると
ニオイはすっかり消えていたので
安心したのですが・・・
トイレの汚れに衝撃を受ける
内見の段階で床や部屋の隅など
細かい部分に汚れがあるのは
気付いていました。
でも、過去の経験から
軽く拭けばキレイになると思い込み
さほど気にしていなかったのです。
実際は床の汚れ浮きが頑固で
洗剤をつけても落ちなくて大変。
根気よく雑巾がけしましたよ。
トイレの汚れ浮きが酷すぎた
ただ、それ以上に苦労したのが
トイレの汚れを落とすこと。
フタに消毒済の表示があれば
清掃済でピカピカだと思いますよね。
消毒済の表示の紙を外すため
フタを開けてみたら
あまりにも衝撃的な汚れ具合に
言葉を失ってしまいました。
6ヶ月以上も空室のトイレは
汚れ浮きがこんなに酷いのか・・・
トイレの洗剤とブラシで落ちない汚れに苦戦
早く使える状態にしたかったので
いつも使っているトイレの洗剤と
トイレブラシで丁寧に掃除。
根気よくブラシで擦り続けたら
少しずつ汚れは落ちましたが
水が溜まる部分の汚れだけは
どれだけブラシで擦っても
ビクともしないのです。
ここまで酷い汚れは初めてなので
心が折れそうになりましたよ。
トイレブラシが届かない部分まで
汚れがびっしりついていたので
途方に暮れていたのですが・・・
部屋の照明の買い忘れに気付き
家電量販店へ行った帰りに寄った
ドラッグストアで良いものを発見。
ダメ元で使ってみたら正解でした。
トイレの汚れ浮き対策に便利なモノ
頑固すぎるトイレの汚れ浮きを
落としてくれたのはコレです。
トイレブラシが届かない所まで
掃除してくれる「トイレ洗浄中」。
便器の水が溜まっている部分に
1錠入れて2時間以上放置し
水を流せば良いだけです。
頑固な汚れだったので
4時間置いて水を流したら
汚れがスッキリ落ちてびっくり。
6ヶ月以上空室の部屋に引っ越すなら
事前に用意しておくと便利ですね。
引っ越す前に用意しておくと便利なモノ
トイレ洗浄中の他にも
引っ越す前に用意しておくと
便利なモノがありますよ。
壁のホコリ対策は必須!
意外と盲点なのが壁のホコリ。
壁紙が貼り替えられていても
空室の期間が長ければ長いほど
ホコリが付着しているわけです。
床のホコリはすぐ気付きますが
壁のホコリは気付きにくいもの。
私は対策をしなかったために
目や肌のかゆみに悩まされました。
壁のホコリを簡単に取り除くために
用意しておくと便利なモノは
フローリング用ワイパーとシート。
私が5年以上愛用している
スコッチブライトのフロアワイパーは
軽くて丈夫で小回りが利くので
ドライシートを装着して
壁掃除にも使っています。
ウェットシートは床用ですね。
シート類は100均ダイソーで購入。
同じスコッチブライトの
マイクロファイバーモップなら
ドライとウェット両用のクロス付き。
シート要らずで便利なので
近いうちに買う予定です。
掃除機が届かない隙間のホコリ対策に便利
そしてあると便利なのは
掃除機に取り付けられる
曲がるロングノズルですね。
多くの掃除機に対応していますが
ノズルの幅と合わない場合があるので
対応している掃除機や使い方は
こちらで詳しく説明しています。
入居後すぐ対策!お風呂のカビ予防
そして入居後すぐに対策したいのが
お風呂のカビ予防ですね。
これをやっておくことで
浴室掃除がかなり楽になりますよ。
「おふろの防カビくん」です。
水を入れて90分置いておき
30分以上換気するだけなので
とても簡単に対策できますが、
本当にカビが生えないので
助かっています。
2ヶ月に1度使っていましたが
入居してから約1年半の間、
カビは発生していません。
何かと面倒なカビ取り剤を
使わずに済むのが良いですね。
半年以上空室ならニオイと汚れ浮き対策が必要
半年以上空室だった賃貸物件に
引っ越す場合には
ニオイと汚れ浮き対策は必要だと
前回の引っ越しで実感しました。
部屋全体のニオイは
入居後に自力で対応するより
入居前に不動産屋さんの方で
対処してもらうのが一番。
長期間人が住んでいない物件は
必ず汚れ浮きがあるので
クリーニング済みであっても
安心してはいけません。
私は自力で汚れ浮きを解消しましたが
あまりにも酷い汚れの場合は
不動産屋さんに相談するのが
本当は良いのだと思います。
6ヶ月も誰も入居者がいないなら
入居者が決まった段階で
トイレの汚れ浮きなどは
不動産屋さんや大家さんに
再チェックして欲しいのが
本音だったりしますが・・・。
我が家は転勤ではなかったので
今春の引っ越しはありませんが
引っ越しを控えて
忙しい日々を送っている
転勤族の方も多いと思います。
くれぐれもお体を大切に
無理せず頑張ってくださいね。