粉チーズの代用になるという
「貧乏人のチーズ」ことモッリーカ。
今朝のあさイチで紹介され
面白いレシピだと思いましたが
材料のアンチョビが家に無くて。
でも、よくよく説明を聞いたら
アンチョビは必須でないと判明!
家にある材料だけで工夫し、
「貧乏人のチーズ」モッリーカを
作ってみましたよ。
「貧乏人のチーズ」の由来
モッリーカを作る材料に
アンチョビが必須ではないと
気付いたのはその名の由来から。
昔、イタリアの貴族が
高級食材だった粉チーズを
様々な料理にたっぷりとかけ
美味しそうに食べているのを
庶民は羨ましそうに見ていたそう。
粉チーズの代わりになるものは
何かないだろうかと考えた末、
庶民の間で誕生し広まったのが
モッリーカなんだとか。
イタリア庶民のモッリーカの作り方
粉チーズの代用と言っても
材料は硬くなったパン。
パンを粉状になるまで細かくし
香草やオイルで味付けしたものを
様々な料理にかけることで
粉チーズの雰囲気を味わった
ということなんですね。
それで「貧乏人のチーズ」や
「貧乏人のパルミジャーノ」と
呼ばれるようになったそう。
家庭によって味付けは違い
にんにくやスパイス、
アンチョビなどを入れて
好みの味に仕上げるんですって。
ということは、パン粉とオイル、
好きなスパイスがあれば
アンチョビは無くても大丈夫。
家にあるものだけで作りましたよ。
貧乏人のチーズ(モッリーカ)のレシピ
☆材料(パスタにかけるなら3、4人分)☆
パン粉 大さじ3
マジックソルト 小さじ2分の1
にんにくチューブ 1㎝弱
オリーブオイル 適量
あさイチで港区にある
イタリア料理店の方が作った
モッリーカの材料は
私が使ったものとは違います。
たっぷりのオリーブオイルで
にんにく、アンチョビを炒めてから
パン粉をカリカリになるまで
炒めて完成させていましたよ。
私がマジックソルトを使ったのは
原材料に含まれている岩塩で
アンチョビの塩分を代用でき、
様々なハーブやスパイスで
風味を補えると気付いたから。
これで早速作ってみましょう。
アンチョビ無し「貧乏人のチーズ」の作り方
【1】パン粉とマジックソルトを
軽く混ぜておきます。
【2】フライパンにオリーブオイルを
多めに入れてにんにくを加えたら
中火にかけましょう。
【3】パン粉を入れたら
カリカリになるまで炒めます。
【4】全体がキツネ色になったら
粗熱が取れるまで冷まし、完成。
あとは好きな料理にかけて
食べるだけですね。
貧乏人のチーズをパスタにかけ、食べてみた
炒めたパン粉を冷ましている間に
フレッシュトマトのパスタを調理。
パスタを茹でる時の塩の量は
モッリーカの塩分を考え、
いつもの半分に減らしましたよ。
「貧乏人のチーズ」モッリーカは
「パン粉ふりかけ」とも言うので
パスタの上から振りかけて
食べてみることにしました。
おお!パスタの麺に
モッリーカがよく絡むので
カリカリ食感が楽しめます。
ハーブとガーリックの風味は
もちろんトマトと相性抜群。
このトマトソースは
トマトの原形を残したかったので、
耐熱皿に切ったトマトを入れて
ラップをし500Wの電子レンジで
2分40秒加熱しただけのもの。
貧乏人のチーズに味が
しっかり付いているので
味付け無しのトマトソースが
ちょうど良いのです。
「貧乏人のチーズ」モッリーカは、
粉チーズとはもちろん違いますが
いろんな料理に合わせやすい
食感の楽しいトッピングでした。
モッリーカはパスタ以外にも幅広く使える
私はパスタにかけて使いましたが
モッリーカはグラタンや焼き魚、
肉のグリル焼きなど様々な料理に
幅広く使える便利なもの。
好きな料理にかけてみて
いつもの味と違った風味や
食感を楽しんでみては?
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