唇の荒れやすい季節になると
テレビでよく紹介されるのが
リップクリームの正しい塗り方。
去年から今年にかけても
複数の番組で紹介されていたので
参考程度に観ていたんですが、
各専門家の塗り方を比べてみると
「ん?結局どっちが正しいの?」
と思うことがありまして・・・
- リップクリームは縦に塗る?横に塗る?
- リップクリームは塗り方より頻度が大事?
- リップクリームを塗る頻度を変えてみた
- リップ1本1ヶ月使い切りチャレンジの結果
- リップクリームの選び方について
- 【結論】リップクリームは塗り方より頻度が大切と実感
リップクリームは縦に塗る?横に塗る?
去年あたりからよく聞くのが
リップクリームの正しい塗り方は
横ではなく縦に塗るというもの。
唇の縦のシワを埋めるように
リップクリームを上から下に動かして
地道に唇に塗りこむ方法ですね。
横塗りが当たり前だと思っていたので
リップの縦塗りはとにかく衝撃的で
それから1年ほど季節に関わらず
縦に塗り続けていました。
リップの塗り方を縦に1年ほど変えた結果
私がリップの塗り方を変えたのは
唇の皮むけを改善させたかったから。
横塗りが唇の皮を引っ張りやすくなり
荒れや皮むけを酷くする原因になると
テレビ番組で知ったんですよね。
ところが1年ほど縦塗りを続けても
唇の皮むけは良くなりません。
むしろ縦に塗ることで
唇の皮がふにゃっと剥がれやすく
リップにくっつくようになりました。
リップの横塗りを推奨する番組を観た
縦塗りは手間がかかる割に
唇の荒れも良くならなかったので
横塗りに戻そうと思っていたら、
昨年末のNHKあさイチでは
専門家がリップの横塗りを
推奨していたんですよね。
唇の口角から口角まで
横に2、3回往復して塗る方法。
結局、横方向に塗るやり方が
リップクリームの正しい塗り方なら
その方が簡単だからいいやと思って
横塗りに戻したんですよ。
リップクリームは塗り方より頻度が大事?
あさイチのリップの塗り方が
最新情報っぽいなと思ったので
そのまま横塗りを続けていましたが、
今年に入ってからも複数の番組で
リップの塗り方が紹介されたんです。
それも「新常識!!」的な感じで。
情報は日々変わるものですから
期待して観たのですが
縦塗りを推奨しているものばかりで
新たな情報は得られませんでした。
わずか2ヶ月ほどの短期間で
横塗り派と縦塗り派に
専門家の意見が分かれてしまうと
「ん?結局どっちが正しいの?」
と疑問に思うわけです。
リップクリームは1ヶ月で1本使い切る!?
専門家でも意見が分かれるのなら
リップはこまめに塗りさえすれば
縦か横かは関係ないのでは?
とさえ思えてしまいます。
ただ、昨年末のあさイチを観た時に
大事なことに気付きました。
それはリップクリームの塗る頻度と
使用期限についてです。
以前、化粧品の使用期限について
ブログに書いたこともありますが
リップクリームの使用期限については
完全にノーマークでした。
あさイチによればリップは
1ヶ月に1本使い切るのが
理想的なんですって。
半年で1本使い切っていたものの
まさか1ヶ月1本とはね・・・
圧倒的に塗る頻度が少なかったと
気付いたわけですよ。
リップクリームを塗る頻度を変えてみた
今までは唇の乾燥や荒れ、
皮むけが気になった時と
口紅を塗る前くらいしか
リップを使っていなかったのです。
でも本当は乾燥した時だけでなく
食事の前後や洗顔の前後など、
唇に何かしら刺激を与える前後に
塗らなきゃいけないそうで。
今までの塗る回数では
明らかに足りないので
リップを塗る頻度を
大幅に増やしましたよ。
リップを塗る頻度が10倍増えた
今まで1日2、3回しか
リップを塗らなかった私ですが
あさイチのやり方を試したところ
塗る頻度が10倍ほど増えたんです。
1日にどのくらいの頻度で
リップクリームを塗るかというと・・・
・歯磨き前後 →1日6回
・食事の前後 →1日6回
・間食の前後 →1日2回
・飲み物を飲む前後→1日10回前後
・洗顔の前後 →1日4回
・お風呂の前後 →1日2回
・メイクの前後 →1日2回
最低でも1日30回以上は
リップクリームを塗ることに。
これを1ヶ月毎日続けて
本当に1ヶ月で使い切れるのか、
そして唇は荒れなくなるのかを
試してみることにしました。
リップ1本1ヶ月使い切りチャレンジの結果
大変だったのは最初の1週間ですよ。
塗り忘れますよね、やっぱり。
仕事中に飲み物を飲む前後は
特に忘れやすいと気付いたので、
目に留まりやすいパソコンの横に
リップクリームを置くなど工夫したら
少しずつ塗り忘れもなくなりました。
1ヶ月後、結果はこうなりましたよ。
ほぼ最後まで使い切れたので
新しいリップを買ってきたのです。
容器の枠が唇に当たるので
そのままでは塗れない所までには
1ヶ月で到達できました。
残りのリップを最後まで使い切る
容器に少し残ったリップクリームは
綿棒でくるりと1周してから指先に取り
唇へ横塗りすることで使い切りに成功。
と言っても1度では使い切れないので
3回に分けて最後まで使い切りました。
塗る頻度を増やした2週間後、唇の変化を実感
塗る頻度を増やした最初の2週間は
唇の皮むけも気になっていましたが、
それを過ぎると唇の皮むけは無くなり
日を追うごとに荒れにくくなったんです。
リップの塗り方はその時の気分で
縦塗りにしてみたり横塗りにしたり
縦と横を両方組み合わせてみたりと
ルールを決めずに塗りましたね。
その方が気楽で続けやすかったから。
気付いたら1ヶ月が経ち
今では唇も荒れ知らずになり
期待以上の結果に驚いています。
リップクリームは塗り方より
塗る頻度が大事だと実感しました。
リップクリームの選び方について
リップの塗り方や頻度を変えたのは
唇の皮向けを改善させたかったから。
結果的には塗る頻度を増やしたことで
解決したから良かったものの、
実は私の使っていたリップクリームが
唇の皮むけ対策用でなかったと
1ヶ月で1本使い切った後に
気付いてしまったんですよね。
愛用リップは唇のくすみ・痛み・腫れ対策用
メントール入りでスースーする
リップクリームが苦手なので、
低刺激性でノンメントールなのに
400円前後と価格も安いので
キスミー薬用リップクリームを
リピート買いしていました。
塗り心地が良いので
とても気に入っています。
ただ、私が愛用しているリップですが
あさイチで紹介されていた
リップの選び方に照らし合わせると
実は皮向け対策用ではないことに
気付いてしまったのです。
去年の年末のあさイチでは
・ビタミンE →唇のくすみ対策
・グリチルレチン酸 →唇の痛みや腫れ対策
・ビタミンB群 →唇の皮むけ対策
のように唇の状態に合わせて
改善が期待できる成分を含んだ
リップ選びを推奨していたんです。
伊勢半のキスミー薬用リップクリームの
有効成分を確認して見ると
ビタミンE誘導体と
グリチルレチン酸ステアリルを
含んでいることがわかりました。
ということは私の愛用リップは
唇のくすみ(血色)や痛み、
腫れ対策に向くことになりますね。
唇の皮むけ改善重視であれば
ビタミンB群を含んでいる
リップクリームを選んだ方が
より効果的だったわけです。
それでも結果的に1本使い切る頃には
唇の皮むけも無くなったので
やっぱり塗る頻度が大事なのでしょう。
ビタミンB群を含むリップクリーム
ちなみに唇の皮むけ対策にもなる
ビタミンB群は子供用のリップにも
含まれているんですよね。
子供用だとメントールが入っていないし
低刺激だから唇に優しいし安い!
もちろん大人も使えますよ。
【結論】リップクリームは塗り方より頻度が大切と実感
唇の皮むけに悩み
リップを1ヶ月で使い切るほど
塗る頻度を増やした結果、
荒れない唇になり良かったです。
縦塗りが良いとか横塗りが良いとか
正しい塗り方にこだわるより
こまめに塗るクセをつけることが
大切だと実感しましたよ。
あとはリップクリームを買う前に
自分の唇の悩みを解決できそうな
成分が含まれているか確かめるのも
大事なことだと気付かされました。
リップで解決しなければワセリン
私はリップの塗る回数を増やすことで
唇の荒れは良くなりましたが、
それで解決できなければ
リップクリームを塗った上から
ワセリンを重ね塗りすれば良いと
あさイチで紹介されていましたよ。
チューブタイプのワセリンなら
少量ずつ出せて便利ですね。
かなり長くなってしまいましたが
リップクリームを塗る回数を増やせば
荒れ知らずの唇に変わるはず。
塗る頻度が多くて最初は大変ですが
ズボラな私でも続けられたので
唇の荒れにお悩みであれば
試してみる価値はあると思いますよ。