先週、気温がグンと上がり
盛岡の桜も見頃を迎えました。
生きているうちに一度は見たかった
満開の「石割桜」など
盛岡市内の桜スポットを
のんびりお散歩してきましたよ。
2018年4月22日現在の桜の様子、
写真の撮り方が下手すぎますが
良かったらお楽しみください。
盛岡地方裁判所「石割桜」は散り始め
石割桜は観光で盛岡を訪れるたびに
花が咲いている時に見てみたいと
ずっと思っていました。
盛岡地方裁判所の入口にあります。
念願叶ってようやく見た
満開の「石割桜」がこちらです。
重厚な石から力強い木の幹が伸び、
しなやかに広がる細い枝には
美しく可憐な桜の花々が・・・
自然の強さと儚さを
同時に感じさせられる光景ですね。
別の角度から。
葉桜や散り始めている所もありますが、
まだまだ見頃でしたよ。
石割桜の歴史
石の間から桜の木が伸びるという
なんとも不思議な現象ですが、
歴史について書かれた案内板が
裁判所の敷地内にありました。
文字起こししてみますね。
この敷地は盛岡藩の家老であった
北家の屋敷跡であり、
庭石の割れ目に桜の種が
飛んできて芽を出し、
成長とともに石の割れ目を
押し広げていったものと
言われている。
地元の人によれば
諸説あるらしいのですが・・・
庭石に偶然飛んできた桜の種が
ここまで立派な桜の木に育つとは
先人も驚いていることでしょう。
石割桜の樹齢は推定350～400年
案内板には樹齢についても
書かれていましたよ。
石は花崗岩で周囲が21.0m、
桜はエドヒガンで
樹齢は350～400年と推定される。
（中略）
大正12年、国の天然記念物に指定され
現在に至っている。
今から95年前の大正12年に
天然記念物に指定され、
平成30年になった現在でも
楽しませてくれる石割桜。
なんだか感慨深いですね。
盛岡城跡公園（岩手公園）の桜は満開
石割桜のある盛岡地方裁判所から
歩いて8分前後のところに
盛岡さくらまつり開催中の
盛岡城跡公園（岩手公園）があります。
盛岡城跡公園の敷地内にある
「もりおか歴史文化館」の前に
満開のしだれ桜がありましたよ。
背の高いしだれ桜、美しいですね。
盛岡城跡公園内の本丸が
桜スポットだということなので
行ってみることにしましょう。
本丸から見下ろすと桜のじゅうたんが！
石川啄木歌碑など文学碑も多い公園。
高台になっている本丸から見下ろすと
じゅうたんのように広がる
美しい桜の木々がお出迎えです。
夕日に照らされる満開の桜。
お花見日和の日曜日、
たくさんの花見客で
にぎわっていましたよ。
盛岡さくらまつりは
5月5日まで開催されています。
中津川沿いをお散歩
岩手公園の近くを流れる中津川は
鮭が遡上する川として有名で、
冬には白鳥も訪れるきれいな川。
中津川沿いにも数は少ないですが
桜の木々があります。
盛岡市役所の裏にある遊歩道の桜。
川のせせらぎを聞きながら
お散歩している地元の人も
ちらほら見かけましたよ。
しだれ桜と中津川の景色に
癒されてほっとします。
カモも気持ち良さそうに
のんびり泳いでいました。
後ろに見えるのは旧盛岡銀行、
岩手銀行赤レンガ館の壁。
中津川沿いの桜は
まだまだ見頃ですね。
川のせせらぎに癒されながら
のんびり桜を楽しめる
穴場スポットだと思いますよ。
盛岡市役所の裏手です。
盛岡八幡宮の桜は八分咲き～満開
最後に行ってみたのが
盛岡市役所から歩いて20分前後と
少し離れた場所にある盛岡八幡宮。
道路沿いに桜並木があり、
日当たりの良い場所は満開でしたが、
まだ八分咲きくらいですね。
今週は気温が低い予報なので、
雨で花が散らなければ
ゴールデンウィークにも
ぎりぎり間に合うかも。
盛岡八幡宮の広い境内には
岩手護国神社があり、
厳かな雰囲気の中に
美しい桜並木が続いていました。
あまり時間が無かったので
境内の散策ができず残念。
また今度ゆっくり来てみます。
ゴールデンウィークに岩手旅行はいかが？
盛岡も夏日が続いたので
急激に桜の開花が進み
満開のところが多いですね。
盛岡さくらまつりは
盛岡城跡公園（岩手公園）と
高松公園で5月5日まで開催中ですが
ゴールデンウィークに桜を楽しむのは
厳しそうな感じがします。
でも、雫石町にある小岩井農場は
まだ桜がつぼみの状態なので
GWに見頃になりそうですよ。
ゴールデンウィークに
岩手旅行はいかがでしょうか？
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ということで、
念願の石割桜を見ることができ
美しい花々に癒された週末でした。
